「君の名は。」を観た映画館の感想。

先日、友人と二人で映画「君の名は。」観てきました!

いや〜面白かった!こんな青春したかった〜って感じで(笑)RADWINPSの音楽も良かったです!

友達と観るのもいいけど、恋人と観るのもええやろなあ〜と、隣りのカップルらしき二人組を観て思いました(笑)


隣り、、カップル、、、


ここからは、映画館について、僕が度々思うことを書きます。

車いすユーザーの僕は、いつも映画は予約して行きます。しかもできるだけ早く。理由は二つあります。一つ目は車いすのまま観れるスペースをいち早くキープするため。そして二つ目は、一緒に行く人、つまり友人や恋人などの席である「自分の隣りの席」を確保するためであります。


この二つ目が特に難しいんです…>_<…今回僕は都会にある大手シネコンに行きました。2日前に、友人と約束してすぐ予約しようとしたけど、既に車いすスペースの隣りは埋まってた、、、。

そもそもどの映画館のスクリーンでも車いすスペースはガサッとまとめて場所が用意される場合が多く、健常者と隣り同士で観れるためには1パターンくらいしか取り方がありません。(設計の都合上仕方ないのかなあ、、、)それに、今回行ったシアターみたいに隣りに席があっただけましで、隔離されたようなところにしか車いすスペースがないシアターもあります。(周りと段が違ったていたり、隣りと距離が離れてたり……)


映画はデートの定番でもあり、誰かと一緒に観に行くと行った文化が確立されている。

だから車いすユーザーにも「誰かと一緒に」といった経験がしやすくなるよう、車いすスペースの隣りの席は、車いすユーザーと一緒に行く人しか取れないようにしてくれたらいいなと思う。車いすスペースを予約したときだけ、その隣りの席を確保できるみたいな。

今回は隣りが埋まっていたので、友人用に自分の後ろの席を仕方なく取り、縦に並ぶ感じで観ました。(こういう経験何度もあります。10回に3回くらい。)友人だったからそれでも別にいいかなと思ったけど、、。でも、友人とはいえやっぱり隣りで並んで観るのがいいよな。そして、恋人同士で行く場合にすぐ隣りで観れないのはもっと嫌だな。映画中、彼女の背中にそっと腕を……なんてこともできないし、一つのポップコーンに手が触れ合って「あっ」ドキッなんてこともできないし(笑)

それに隣り同士でないと映画中体調不良になった場合とかに、一緒の人にどう伝えたらいいか分からない。(隣りだとつつくなどしてすぐに伝えられるが)映画館はかなり冷え込むし、お腹ヤバくなるとか普通にありうる。そもそも、身体の事情で途中で抜けなきゃいけない車いすユーザーもいるだろう。隣りに介助者が座らないと観ることが困難な車いすユーザーもいると思う(身体の事情で)

車いすユーザーと健常者が隣り同士で観れることはそれだけ大事なことなのです。


2日前に予約しようとしたとき、大半の席は空いてたが、唯一である車いすスペースの隣りは埋まってた。でも、そこを取ったであろうカップルを責める気は更々ない。そのスクリーンはだいたいの車いすでも映画が見えるように、観やすくて良い場所に車いすスペースがあった。(めっちゃありがたい!)ってことはその隣りの席もすごく良い場所なのだ笑きっとそのカップルは、サイコーの場所でサイコーの映画をサイコーな人と観たかったため、サイコーに早くから席を確保したのだろう。うん、その気持ちは分かる。

だから、システムを、車いすの人と行くときだけ、その隣りの席は取れるようにしてほしい。(僕の行った経験のある映画館はそんなシステムなかった)それは、大きな工事ではなく、改革やお金という面でも映画館にとってそんなに負担なことじゃないと思う。


あと、、、すみません、このブログを読んでくださった方!次に映画に行くときは車いすスペースの隣りを取らないで頂ければありがたいです…>_<…笑。最近車いすユーザーで映画行く人わりと多いです。ってか今年は面白い映画がまだまだたくさんありそうなので、僕も映画行きます。。よろしくお願いします。。