ドナルドダックには親近感わくけど、ドナルドトランプにはわかない。

アメリカの次期大統領がトランプさんに事実上決定した、、、。

オバマさんの次にこの人なるかああって思うと落胆。
これってポリコレ(差別是正や人権擁護の活動含む)の後退だよなあ、、
この流れ日本にも来てるよなあ、、(>人<;)

今、ポリコレが多数決では負けてしまう世の中なんだな。でもそんな中だからこそ、マイノリティを支えるための多数派によらない政策、発言がより必要やと思うし、そういう流れにしないとな。

 

僕が子どもの頃は不完全ながらも人権尊重を目指し社会は向上していった。エスタブリッシュ(支配層)が、大人たちがそういう姿勢だった。差別発言なんてしてはいけないのが当たり前やったし。
そんな社会のアップデートに乗っかれる程に環境が整ってた僕は、際立った人権侵害や差別に心を切り裂かれる思いはほぼしなかった。

僕が高校生の頃、オバマさんがアメリカ大統領になった。黒人でも大統領になれた、核廃絶へ向かうかもしれない、と素直に感動した。
なのにその8年後には、、。

 

国の発言や姿勢が、社会そして人々に与える影響って大きい。だから気をつけなきゃなあ。社会がそして僕らが野蛮になっていきやしないか。知らぬ間に、差別や人権侵害を是認するような思想に感染してしまうかもしれない。どんどんダサくなってしまうかもしれない。
それはミクロ面においても大変な事態やな。人と接するときにおいて。

 

だから友達と時々話し合って、確認し合うことがより大切だな。ダサい発言してないか、人を傷つけていないか、過度な功利主義に毒されてないか、尊敬や生命を軽視してないか、優しさとは何か、などなど色々話し合って。

一般市民の僕にもできる闘い方。そう言えば諦めず闘うってマドンナも言ってたな(笑)

 

夢の国は障がい者に冷たい国だった。誰もが現実逃避してしまう東京ディズニーリゾート

9月末に東京に行く用事があったので、友人とディズニーランドに行ってきた!
めっちゃ楽しかった!エレクトリカルパレードめっちゃ綺麗やったし、ホーンテッドマンションの特別verすごく面白かった!

と、ありがちなリア充的投稿はこのくらいにして……

僕は幼少期から遊園地が好きで、ディズニーも大好きだ。2年前には同じ友達とシーに行った。
ディズニーは確かに楽しめる、楽しめるけれどディズニーに行ってる最中、自分は障がい者なんだという「現実」を嫌でも突きつけられる。夢の国なのに「現実」を突きつけられる。
友人と遊びに行く場所と言えば、カフェ、カラオケ、映画館、ボーリング、ライブなどなどあまたあるが、その中でもディズニーはかなりひどいと僕は実感する。
僕は3大マウンテンには乗れない。その理由は歩けないからだ。(僕は自力でも補助ありでも歩けない)
非常時や機械の不具合が生じた場合に乗り物が停車するらしく、そこから避難するために狭くて暗くて急な階段を昇り降りできなくてはいけないようだ。そのためにはアトラクション利用者は歩行できることが条件なのである。ちなみに付添い人で何とかしますと主張しても基本だめである。介助で、抱きかかえて何とかなるレベルではないらしい。

なんだよそれ〜〜(ー ー;)

3大マウンテンのようなコースター系以外でも、例えばピータンパンなどはハシゴを使わないといけないため、同様の理由で乗れない。
その時のスタッフの裁量によって乗れるか乗れないか決まる部分もある。前回シーに行った時、同位置に定義されている、センターオブジアースは乗れたが、インディージョーンズは許可されなかった。大まかな制度はここに書いてある
http://www.tokyodisneyresort.jp/sp/bfree/body.html

しかしこのような現状が起こっているのはディズニーだけでない。基本的に日本の遊園地は自力歩行できないとジェットコースター系には乗れないようにどこもなっている。
例えば関西にあるUSJも、スパイダーマンやハリウッドドリームといったアトラクションには乗れない。
http://s.usj.co.jp/serviceguide/safe/

抱いてでも降りられるくらいの避難経路を確保するのは本当に無理なのだろうか。そもそもそんな急で狭い階段を健常者だって避難するのこわくて危険なのではないか。健常者のためにもハンデのある人のためにも、自助で誰でも避難できるくらいの避難経路にするべきではないか。

確かに東京のディズニーのように、日本のサービスは安全、安心性を売りにしてるところもある。(本家アメリカのディズニーは避難云々はHPには記載されてない。きっと自助で乗り物に乗れるなら許可されるのだろうhttps://disneyland.disney.go.com/guest-services/mobility-disabilities/)
それで「もしも」のときのために利用を排除されるのはすごく悲しい。だいたい非常時で止まるとか僕は悪くない。
安全性と自由どちらを優先するか、今後の日本の課題にもつながるなあ。


ただ、ディズニーはUSJなど他のテーマパークと比較しても、障がい者に冷たい。決定的な違いがある。それはUSJなどには障がい者割引のチケット(または乗り物フリーパス)があって、ディズニーには無いのである。

上記したようにディズニーのアトラクションの体験できる選択肢が、障がい者は限られている。健常者と受け取りうるエンタメの差ができている現状。(エンタメの差について、同じアトラクション体験できても、聴覚障がいの方は音の要素を体験しにくいし、視覚障がいの方は映像の要素を体験しにくいのではないか。)高齢者や子ども、来園時間帯のチケットの差は設けられているのに、障がい者と健常者は同じ。
だからと言って、ディズニー側は障がい者に対して優先的なことはもちろん何もしていない。

それに、介助がどうしても必要な障がい者は介助者付きでしか行けない。となると介助者の分も払う必要がある場合(ヘルパー制度用いるときなど)、大人二人分を障がい者自身が負担しなければならない。負担重すぎやしないか。ディズニーは、未だに障がい者の介助=家族だけって認識なのだろうか。

手帳もらうような障がい者は基本的にずっと障がい者。シーに行っとき、歩けないという理由で断わられたタワーオブテラー。僕はこの先タワーオブテラーに乗れることはきっとない。僕はこの先も歩けるようにはならないからだ。

なんかディズニーにやっていることは不公平だなと思う。これこそ誤った「平等感」だと思う。障がい者は負担が重くなってもよい、価格と供給の関係において、健常者と差が生じてしまってもかまわない、そんなディズニーからみえる姿勢は「差別」と言っても過言ではないと思う。

ディズニーって何か変なパワー働いてるのかな。方針決めてる人も現実逃避してしまっているのかもしれない。こわいお笑

バリバラの障がい者差別解消法特集の情報不足を指摘+皆へのお願い………

昨晩、バリバラという番組で障がい者差別解消法について解説していた(再放送)
それを再び見て、どうしても言いたいことあり投稿。ってかもっとしっかり報じてよ〜って個人的に思った。

それはレストランの放送場面。レストランに階段があり、お店に人に手伝ってくださいと頼んだら、忙しくて(人手不足で)手伝えないと言われた場合、どんな合理的配慮をお願いできるか。

いろいろな案が出たが、僕が真っ先に思った案はなぜか出なかった。

それは「他のお客さんに手伝ってもらうよう、お店で働いてる人からお願いしてもらうこと」だ。

従業員一人増やすとか、現に困ってるときにそれを言っても解決して食事できないよって感じやし、そんなに店に余裕がないのも理解できる。(余裕のある店はそもそもスロープやエレベーターつけるやろうし……)
例えば、僕の経験上、小さめのライブハウスでライブを見る場合とかは、お客さんも普通に手伝ってくれる。だから普通の飲食店でも、負担の重すぎない範囲でお客さんにも手伝ってもらってもいいのではと思う。お店が忙しい=客が多いってことだろうし。。。
ただ、正直僕からは頼みにくい。

だから、働いてる人からお願いしてほしい。それも一つの合理的配慮だと思う。

それをバリバラには報じてほしかった。
ちなみに先日僕の友人に「階段とかある場合、お店の人に頼める合理的配慮を考えると何が思いつく?」って尋ねると、すぐに僕と同じ考えが出てきた。

24時間テレビ批判でちょっと有名になっちゃったから、これからはちゃんとチェックしてツッコんでいかないかんなあ……

ここからは皆さんにお願いです(>人<;)
飲食店で働いてる方へ。

忙しい、人手不足で手伝えないってなったら、お客さんに手伝いをお願いすることも選択肢の一つとして捉えて頂きたい。m(__)m
ここまでブログ読んでくださった皆さんへ。

客としてレストランなどにいるときに、階段とかで困ってる人いたら助けてくださいm(__)m(もちろん負担の重すぎない範囲で!)恋人にそういうとこ見せたらイメージ上がるよ!笑
それから僕もやけど、食事中に席の移動とかお願いされから、快く引き受けましょ_| ̄|○
よろしくお願いいたします。

 

https://m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=4zI0WEVkKV0

「君の名は。」を観た映画館の感想。

先日、友人と二人で映画「君の名は。」観てきました!

いや〜面白かった!こんな青春したかった〜って感じで(笑)RADWINPSの音楽も良かったです!

友達と観るのもいいけど、恋人と観るのもええやろなあ〜と、隣りのカップルらしき二人組を観て思いました(笑)


隣り、、カップル、、、


ここからは、映画館について、僕が度々思うことを書きます。

車いすユーザーの僕は、いつも映画は予約して行きます。しかもできるだけ早く。理由は二つあります。一つ目は車いすのまま観れるスペースをいち早くキープするため。そして二つ目は、一緒に行く人、つまり友人や恋人などの席である「自分の隣りの席」を確保するためであります。


この二つ目が特に難しいんです…>_<…今回僕は都会にある大手シネコンに行きました。2日前に、友人と約束してすぐ予約しようとしたけど、既に車いすスペースの隣りは埋まってた、、、。

そもそもどの映画館のスクリーンでも車いすスペースはガサッとまとめて場所が用意される場合が多く、健常者と隣り同士で観れるためには1パターンくらいしか取り方がありません。(設計の都合上仕方ないのかなあ、、、)それに、今回行ったシアターみたいに隣りに席があっただけましで、隔離されたようなところにしか車いすスペースがないシアターもあります。(周りと段が違ったていたり、隣りと距離が離れてたり……)


映画はデートの定番でもあり、誰かと一緒に観に行くと行った文化が確立されている。

だから車いすユーザーにも「誰かと一緒に」といった経験がしやすくなるよう、車いすスペースの隣りの席は、車いすユーザーと一緒に行く人しか取れないようにしてくれたらいいなと思う。車いすスペースを予約したときだけ、その隣りの席を確保できるみたいな。

今回は隣りが埋まっていたので、友人用に自分の後ろの席を仕方なく取り、縦に並ぶ感じで観ました。(こういう経験何度もあります。10回に3回くらい。)友人だったからそれでも別にいいかなと思ったけど、、。でも、友人とはいえやっぱり隣りで並んで観るのがいいよな。そして、恋人同士で行く場合にすぐ隣りで観れないのはもっと嫌だな。映画中、彼女の背中にそっと腕を……なんてこともできないし、一つのポップコーンに手が触れ合って「あっ」ドキッなんてこともできないし(笑)

それに隣り同士でないと映画中体調不良になった場合とかに、一緒の人にどう伝えたらいいか分からない。(隣りだとつつくなどしてすぐに伝えられるが)映画館はかなり冷え込むし、お腹ヤバくなるとか普通にありうる。そもそも、身体の事情で途中で抜けなきゃいけない車いすユーザーもいるだろう。隣りに介助者が座らないと観ることが困難な車いすユーザーもいると思う(身体の事情で)

車いすユーザーと健常者が隣り同士で観れることはそれだけ大事なことなのです。


2日前に予約しようとしたとき、大半の席は空いてたが、唯一である車いすスペースの隣りは埋まってた。でも、そこを取ったであろうカップルを責める気は更々ない。そのスクリーンはだいたいの車いすでも映画が見えるように、観やすくて良い場所に車いすスペースがあった。(めっちゃありがたい!)ってことはその隣りの席もすごく良い場所なのだ笑きっとそのカップルは、サイコーの場所でサイコーの映画をサイコーな人と観たかったため、サイコーに早くから席を確保したのだろう。うん、その気持ちは分かる。

だから、システムを、車いすの人と行くときだけ、その隣りの席は取れるようにしてほしい。(僕の行った経験のある映画館はそんなシステムなかった)それは、大きな工事ではなく、改革やお金という面でも映画館にとってそんなに負担なことじゃないと思う。


あと、、、すみません、このブログを読んでくださった方!次に映画に行くときは車いすスペースの隣りを取らないで頂ければありがたいです…>_<…笑。最近車いすユーザーで映画行く人わりと多いです。ってか今年は面白い映画がまだまだたくさんありそうなので、僕も映画行きます。。よろしくお願いします。。

初回。

こんにちは!皆さん初めまして、トッシーと言います。ブログ初めてで緊張……手汗が……

1992年生まれ。ゆとり世代の24歳の男子です。

現在は臨床心理士を目指している学生です。

好きな小説家は朝井リョウ、好きなバンドはチャットモンチー、好きな評論家は荻上チキ。いわゆる、中二病、反抗期、大二病をそこそこ経験してきた量産型男子です。あることを除いては、、、


あること、、それは僕は自力で歩いたことがありません。(バーンっ!ってドヤ顏で言うことじゃないか=3笑)

先天性の障がいがあり、ずっと車いすで生活してきました。自称重度です。介助がないと生きていけません。

小学校入学時、今でいう特別支援学校に入学させられそうになりましたが、すったもんだ学校側と交渉し、僕は普通学級(つまりは地域にある健常者が当たり前の学校)に入学しました。それからずっといわゆる健常者の中で暮らし、今年の春4年制大学を卒業しました。(専門は法律でした)今は通信制で勉強しています。僕の感覚だと友達=健常者です。


当時は、かなりのすったもんだを経験しないと重めの障がい者は普通学級には入れなかった。だから僕は障がい者とあまり接したことがない。障がい者の会とかに行っても、そこにいる人達は皆自分よりも年上、同世代には会えなかった。障がい者の先輩方と話しても、生きてきた時代、立ちはだかってきた問題が違うから尊敬はするが正直距離を感じてしまう。考え方に違和感を持ってしまうときもある。


自分は健常者だという感覚が強いのかもしれない。だけど、皆と接しているとき、自分は障がい者なんだと自覚してしまうことは何回もあった。

見た目は明らかに障がい者。中身は量産型な若者。福祉を学んでいない障がい者障がい者運動の歴史もほぼ知らない障がい者。パソコンはワード、エクセル、パワポ、ネットサーフィンの初歩しか知らない障がい者

そんな僕が抱く考えや感想は、未熟で、世間知らずで、偏ったリアルで、取るに足らなくて、誰もが思うことかもしれない。

でも、当たり前のように障がい者で、当たり前のように周りに健常者がいた、そんな環境で生きてきたゆとり世代の男子一人はこんなこと思いました、こんなに残念な人もいます、というようなことを記録し公開したくなった。ブログにするくらいの意味はあるんじゃないかと思った。


僕は社会学とかも十分に学んでないのもあり、問題の捉え方とかにかなりの主観が入ってしまいがちです。だから、こんな考えするのかーみたいなエッセイ的な感覚で読んで頂けたらありがたいです。批判とか、この考え方おかしくない?とかも指摘してくだされば嬉しいです。でも人権侵害しない程度にお願いします。


なんか初回からめっちゃ長くなっちゃった……。

やっぱ知らないのはよくないよな……福祉と障がい者の歴史とパソコン技術は一生かけてでもコツコツ習得しないとなぁ。。